【忍者】はニオイを隠すのもプロ!?
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日常の香り
今日は、香りを「隠す」オハナシです。
戦国時代に諜報活動から剣術まで、
幅広い知識と優れた身体能力をフル活用し、
暗躍していた日本の元祖スパイ「忍者」。
気配を消し、人知れず活躍する黒装束の忍者のイメージは、誰しも思い浮かぶはず。
そう、「人知れず」ということは、もちろん体からニオイを発するなんてもってのほか!
江戸時代前期にまとめられた伊賀の忍術書『萬川集海(まんせんしゅうかい)』によると、
「音も無く、匂いも無く、智名も無く、勇名も無し。その功、天地造化の如し」
とあるように、忍者たるもの痕跡を残さないのが当たり前。
さらに、大正・昭和初期に活躍した忍者研究の創始者・伊藤銀月の『現代人の忍術』
という本では、忍者の修行として「六無」があると書かれている。
「六無」とは、
「無色、無形、無跡、無声、無息、無臭」
で、右に行くほど難しいとされていたそうです…。
ここで、当時、ニオイを消すために忍者たちに課されていたルールがあり、それは
「禁酒・禁煙」
「辛い物、臭い物、油っぽい物、甘い物、塩辛い物はNG」
ストイックすぎます(笑)!
まあ、確かに、「ニオイ」って、人の気配を感じますよね…。
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